自分の限界? - 身近な INFO DESIGN #5

よくスタバを利用するのですが、自分でもびっくりする出来事がありました。


注文の流れはこうです。


私:

ホットのショートドリップ、マグカップでください。


店員さん:

ホットショートドリップ、マグカップのご用意ですね。お会計先に失礼します。

ワンモアコーヒーのレシートとスターバックスカードのお返しです。

(レシートとスタバカードを渡してくれる)

こちらからお出ししますので少々お待ちください。


店員さん:

お待たせいたしました。

(コーヒーを出してくれる)


私:

どうもー。



はい。普通です。

でも今日は少し違いました。



私:

ホットのショートドリップ、マグカップでください。


店員さん:

ホットショートドリップ、マグカップのご用意ですね。お会計先に失礼します。

ワンモアコーヒーのレシートとスターバックスカードのお返しです。

(レシートとスタバカードを渡してくれながら・・)

この長いレシートご存じですか?


私:

いいえ。初めてです。


店員さん:

アンケートになってまして、お答えいただいて引き換え番号を書いてお持ちいただくとトールサイズのお飲み物とお引替えいただけます。


私:

へー。はい。

(レシートを眺めながら、レジを後にする。)


私:

(着席)


店員さん:

(マグカップを届けてくれる)


私:

あ!忘れたっ!!(^▽^;)すいません!


店員さん:

いえいえ。(笑顔)




ただぼーっとしていただけ、って話なんですが、この中に情報デザインの気づきがあります。


人の情報処理力には限りがある、ということ。



普段ならレシート受け取って、レジ下の引き出しからマグカップ出してくれる様子や

後ろの店員さんがコーヒー注いでレジ係の店員さんに渡す様子などを眺めて待ってるわけです。


が、今日はそのレシートに意識が集中してました。

これ。



これに見入っていることでコーヒー受け取ることが意識からすっかり追い出され、席へ向かってしまったわけです。



さて、ここから学べるのは「一度に意識を集中させられる範囲というのは限られている」ということ。


これ、よくデザインの本とかに書いてあるんですが、実は私あまり信用してませんでした。


「いやあ、結構情報は頭にはいってくるでしょ。」って。


自信があったんですね、情報インプットと処理に。


しかし。。。


たかがレシートで、意識の視野は狭まり、集中してしまった。


サイトやアプリのデザイン考えるときにこの出来事を思い出そうと思いました。




えっ。ただの寝不足?



では店員さんが持ってきてくれたコーヒー飲んで目を覚まします。



ありがとう、店員さん。

INFO DESIGN

"情報の地図作り"にまつわる活動をあれこれやっています。

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