深夜やってる本屋さんマップを規模別表示に切り替えました!
都内で平日深夜やってる本屋マップ。昨日までの姿がこちら。↓
調べて調べて、もうすぐ一年。圧倒される量になりました。
すごい。よくやった私。
ただ、ふと気づけば、数が増えすぎました。ちょっとありすぎて区別がつきません。
なんかこういう柄の着物ありますね。漫画「ハイカラさんが通る」の主人公が着てたイメージ。
このマップには以下の課題が生じてきていました。
・多くの同じアイコンが並び、初見でうおっ、となる
・目を引くのは色の異なる電車アイコン。でもそれが重要なわけではない
・どの本屋さんに自分は行くべきか?の判断基準が特にない
・左のパネルのチェックボックスを外すこと閉店時間で絞り込めるが、慣れたユーザーでないとそれには気づかない&ファーストビューではつねに全表示
一方、持たせたかった役割がこちら。
・一目で店舗の規模を知れる
・見てて楽しくなる
例えばこんな情景を作りたい。
[想定シーン]
会社帰り。21時とか22時くらい。
"今日帰りに本屋寄りたいな~。
足を延ばしてもいいからそこそこ大きな規模のところがいいな。"
マップ開く
"おっ。ちょっと回り道すればこんなにでっかい書店があるんか!
よっしゃいったろ。23時まで開いてるってか。テンション上がるわ~。"
みたいな。
そのためには、一目で規模の区別がつく必要がありました。
ただ、全店舗の規模がわからないと色分けできない。
早朝開店のほうはすでに回り切ったのでできてたんですが、
いかんせん夜のほうは数が多くてできてなかった。
が。まわりました。もう気合と根性と体力と熱意と。
後半は、もうひたすらストイック。
乗り換えて駅へ降り立ち、自分で作った地図を頼りに本屋を探し、
店内を一定の歩幅でくまなく歩き、歩数を記録。
特徴的な様子や駅からの道筋をスマホにメモって、次の書店へ。
お遍路さんってこんな気持ちなんだろうなと思いました。
ゾーンに入るってきっとこういうことです。
さ、そんな、なかば悟りを開きかけた状態で調査を完了し、できたのがこちら。↓
規模で色分けバージョンです!!
ぱっと見で目が行くのがオレンジのアイコン。
これ、400歩以上の大規模書店です。一目で、どこにあるのか俯瞰できる。
ちょこちょこいじったり凡例見たりすると、色が分かれているのは規模別だとわかってくる。
深い赤紫が中規模。
通勤圏内にめぼしい本屋さんがけっこうあるのだとわかる。
んー。いいのができたと思う。
ではちょっとシミュレーションしてみましょう。
中央線沿線在住の方、帰り道21:30頃としましょう。
このマップ、スマホでも見られます。
夜 本屋 で検索。Googleさんが出してくれますが、
"んー。渋谷じゃないんだよね~。新宿ね。いいんだけどね。"
(ちょいスクロール)
"おっ。今月更新しとる記事がある。見どころあるじゃないか。見たろ。"
"マップがあるね。んー。広告邪魔。"
"あー、一覧もあるのね。マップみてみよ。"
(戻ってマップのとこタップ)
"あーそういうこと。Googleマップが立ち上がるのね。はい。"
!!
"おう。そうきた。こんなにあんの。22時以降閉店ってか。
なるほどなるほど。そうそう。ほしかったこんなの。
中央線のほうは。。。"
(ズーム)
"ん?中野になんか黄色いのあるぞ。目立ってんな。"
(タップ)
"ブックファースト中野店・・・?
いや多摩に住んで長いよ。でもそんなのあったか?"
"え。でかいじゃん。918歩とか言われてもピンとこないけども。
でかいことはわかる。てか誰だよ歩いたの。
サンプラザの裏って。。"
"ああはい。そのへんね。サンプラザはわかるけど、そこは行ったことないエリアだな。
でもまあ歩ける距離だし。よっしゃ!行ったろ!"
という。
どうでしょう。いいかな。ありですよね。
「やりたいこと」
「手に取るようにわかる情報」
この組み合わせで価値を生み出したい。
この場合、「帰り道に本屋に寄りたい」という目的を達成できることになります。
Google検索でもできはします。
ただ、規模まで俯瞰はできない。目的に徹底的に特化させ、より「手に取るようにわかる」を実現させるアプローチ。
届け。それを求める方々に。
いけいけINFO DESIGN!!
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