本屋さんめぐり ~ 情報設計の視野
早朝からやってる本屋さんめぐり(都内80店舗)が一段落して、
朝の時間が再び確保できたのを受けて筆が進んでいます。
炎天下の本屋さんめぐりでだいぶくたびれたんですが、
逆に最近の運動不足を補うことにつながり体力が戻ってきた、という面もあるようです。
思わぬ収穫。
「インフォメーションデザイナー」なんつってIT色バリバリのクールでスマートな仕事、
を自分でもイメージしてたんですが、ここのところやってるのは
「汗だくになっての電車と徒歩の本屋さんめぐり」です。
自分で作成したマップを頼りに暑い中本屋さんを探し、
自分の記載が不親切で本屋さんになかなかたどり着けなかったり、
既に閉店していてなかったり、
以前来たことがあって印象が「中規模のちょい上」くらいだと思っていたからそう記事に書いていたのに、改めてお店に寄ってちゃんとフロアマップ見てみたら実はエリアが複数あってとんでもなく大きかったり。
情報は「設計」するだけでなくきちんと仕入れてこそ実効力がでてくるのですね。
そりゃそうか。建物だって人生だって、「設計」だけでは実体になりませんもんね。
「設計」のあとに「具現」があって初めて形になる。
なるほど。情報設計って、こんな感じかな。
■利用者側
ニーズ → 入手 → 理解 → 行動
■提供者側
収集 → 編集 → 提供 → 継続
ここでいう編集というのがマップ作りになり、その表現などに意識が向き、
そこを「設計」の中心と考えがちな自分がいることに気づきました。
もっと広いですね。上の構造自体を踏まえて、ニーズ仮説や入手方法、収集方法やメンテなども含めてみていくのが広義の情報設計ですね。
「どんなニーズに対して情報が有用なのか、それをどう届けるか」が広義の情報設計。
「どんな媒体でどんな表現でどんな操作であれば理解しやすいか」あたりが狭義の情報設計。
後者は「情報のUI設計」ともいえるか。
じゃ前者が「情報のUX設計」かな。
「情報の」ってつけなくてもいいのか。
いや、はずしちゃうとちょっと広くなりすぎちゃうので・・・、
「情報利用のUI設計」と
「情報利用のUX設計」かな。
うん。OK。
ああそうそう、私、ブログ書いてるとこんな感じなんです。
書きながら考え始めちゃって、その思考をそのまま書き連ねる。
そうするとどんどん思考が進み、いいアイデアが出たりする。
読んでいただいている方からすると急に独り言始まったぞ、ってな
感じかもしれませんね。
まあそういうヤツなんだな、と思っていただければ幸いです。
えー、なんでしたっけ。
ああはい、情報設計ってのは、収集とかメンテとかも含めて、
視野を広くとらないとねってな話ですね。はい。
意識するようにしていきたいと思います。
この記事、タイトルを「本屋さんめぐり」で書き始めたんですが後半広がったんで、
タイトルに「 ~ 情報設計の視野」をくっつけました。
後付け。
え?情報設計できてないじゃん、って?
うーん確かに。
んー、いや、思考が発展していくことは良しとします。
思考や情報が少なく未熟な状態での設計が必ずしもいいとは限らない、というかそんなわけない。
進化していく前提。
そうか。「設計通りに作る」と「まず設計するが、やりながらどんどん進化させる」は別だ。
十分にこなれたものなら前者が最適解に効率よくたどり着くでしょうが、
未知の領域に踏み込むときは後者なんですね。
後者の場合は設計というか、「あたりをつける」くらいですね。
そっかー。やりながらどんどんかわっちゃうのを、自分の事前設計力が未熟なのかなぁと
思ってましたが、そうでもないのか。別なんだ。
そのお題の成熟度次第。
未熟な段階では下手に設計せず、あたりをつけるくらいでどんどん進める。枠にはめすぎない。
成熟してきたら、それまでの経験をもとに設計をしっかりして効率よく実現させる。
OK!やりやすそうです。
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