よりユニバーサルな表現を

ユニバーサルデザインという言葉があります。

万人に利用できるように設計すること。


自分のコンテンツでもこれを意識してみました。


「都内で深夜までやってる本屋マップ」というコンテンツをGoogleマップで公開しています。

掲載書店数が少ないうちは問題にならなかったんですが、

調査を重ね、書店数が増えるにつれてある問題が。



ちょっとこう、丸いマークのアイコンがたくさんありすぎて、気持ち悪いんです。


トライポフォビア呼ばれる、ブツブツ恐怖症というのがあります。

男性では10人に一人、女性では5人に一人、小さな粒状のものの集合体への拒絶反応。

トライポフォビアではなくとも不快に感じる場合もあります。


さて、よかれと思って掲載を増やしたマップが、多かれ少なかれ見た人に

「うおっ・・・」という感情を生じさせては申し訳ない。


ということでアイコンを変更しました。



軽減したかな。

本マークはアイコンの丸型の中で占める白地の面積が広く、

ピンポイントでココ!を示す効果が多少薄まるんですが、それを差し引いても、まあいいかな。


「誰にでも適したデザイン」を目指そうとする姿勢がユニバーサルデザインだと思いますが、

それでも100万人中100万人全員、というわけにはいかないでしょう。


100万人中50万人が満足、10万人は不満という状態から、

100万人中80万人が満足、1万人は不満という状態へ。


”なるべく”多くの人に快適になるように”よりしていく”姿勢。

そういうスタンスでやっていければと思います。


INFO DESIGN

"情報の地図作り"にまつわる活動をあれこれやっています。

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