ヘルシア緑茶 - 身近な INFO DESIGN #1

INFO DESIGN、インフォメーションデザイン、情報設計。同じ意味。


知りたいことをわかりやすく。


普段あまり意識することはないと思いますが、私たちの普段の生活の中に情報設計は深く浸透しています。


街で見かけたINFO DESIGN、

商品パッケージに施されたインフォメーションデザイン、

普段の生活に溶け込んだ情報設計たちを拾い上げていこうかなと思います。


さて第一弾は、ヘルシア緑茶。

このパッケージには大きな特徴があります。

それは、商品名よりも上にどどんと明記された、文章。


「脂肪を 代謝する力を高め、 体脂肪を減らすのを助ける」


ちょっとお堅いけれどもなんともまっすぐな説明。


この位置って、デザインとしては一等地です。

商品タイトルと同じくらい、最も目が行きやすい場所。


メーカーやブランドのロゴを置いたりして見映えをよくすることに利用できる場所です。


が、そこに黒いゴシック調の、結構長めの説明を、文字だけで。


これは、アート的美的に考えるとちょっと抵抗のある配置でしょう。

かっこいい!とは言いにくい。


しかし。

これ情報デザインの観点からは秀逸です。


この商品の効能が、真っ先に、明確に、にわかる。


購入の大きな動機づけになるでしょう。

実際私もそうでした。最初に買うとき。


ちなみに買って飲んでからはその実質的な効能にびっくりして飲み続けています。

減るんです、増えないんです、体重が。


・・って商品そのものの話が始まりそうなので戻します。



ええと、はい。わかる、ということですね。

情報デザインにとって大事なのは、知りたいことがわかるということ。


その点においてこの表記は、飾り気のない表現で端的に明解に、購買者にとって有用な情報を伝えられています。


これぞ情報デザイン、と思います。


INFO DESIGN

"情報の地図作り"にまつわる活動をあれこれやっています。

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